ごはん絵はがきNO.15 銀シャリのほかほか「新米はゴマ塩で」

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愛のごはん便№15 今週は新米スペシャルのお届けです。

 ごはんは《主食》から《主役》の時代。来てます! とブログ開始にこう書きました。いま、新米の恵みにあずかるとき、その思いがピークに達します。

 長い料理記者生活のなかで、私には果たせなかったテーマがありました。どうしても撮りたい写真。それは、お初穂・新米・白飯の3点セットで、願わくば、お百姓さんから直接、手で刈った稲と精米した米を手に入れ、炊きたての神々しい白米と合わせて写すことでした。幸いにも希望が叶い、稲穂・新米・白飯を一緒に写す日が来ました。

 わくわくしながら、カメラを構えました。ところが撮影直後、問題発生です。なんと、真っ白の炊きたてごはんの、一番おいしい部分のアップには、ピントが合わないのです。肉眼では見えているのに、高性能の一眼レフは、写せないと表示するばかり・・・。

 困惑している時、食べ物にうるさい友人の名言を思い出しました。

 「めしが旨けりゃ、おかずなんて要らないさ。ゴマ塩で喰うのが最高」

 アレだっ、ゴマ塩をふったらピントがあうかもしれない。というわけで無事、執念の新米コシヒカリを撮り終えました。それが、今週の絵はがきです。

 ゴマ塩といってもピンからキリまでありまして、当然、新米に経緯を表してピンのゴマ塩を振りました。京都の店の特製ゴマ塩です。このゴマ塩には、塩が混ざっていません。濃い塩水に浸した良質のゴマを丹念に煎り上げたもので、ゴマそのものに塩味がついています。

 さて、新米の味わい方ですが、調べると、やはりシンプルにつきるようです。ゴマ塩。しょうゆ。みそ。しょうゆ+バター。しょうゆ+刻みねぎ。しょうゆ+生卵。しょうゆ+おかか。みそ+バター・・・。

 どうぞ、この季節はこころゆくまで、美味しいごはんを召し上がってください。